広告を取らずに独自の視点で楽器やミュージシャンの真実の記事を書くことで
定評のあるアメリカの業界誌、the ToneQuest Reportの2008年6月号に載った
"AC Booster","RC Booster"のレビューの和訳です。

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エキゾティック・エフェクツ

「ブースト」好きなら是非試してみるべき商品がある。Zen Driveの批評に関して読者からの問い合わせがあり、これまで掲載のチャンスを見逃し続けて来たエキゾティック・エフェクツのRC BoosterとAC Boosterの批評を掘り起こすことになった。と言っても、以前書き取ったメモを引っぱり出してコンピュータに書き入れた訳ではない。最初の批評の時と同じ機材にセットし、当時受けた第一印象を改めて確認した。どちらのエキゾティックもZen Driveと似た所はなく、また我々の知る限りでは、ロベン・フォードが使用しているという情報は無い。

Zen Driveが悪いと言っている訳ではないが、トーンをいじりまわすことで知られるペダルの余波を受けている機材に対して、我々が多少の嫌悪感を抱いているの事は否めない。 Zen Driveか… Dumbleアンプか… ギターか… あるいはロベン・フォード自身がそのサウンドに影響を与えるのだろうか? もちろん、これは間違ったアプローチだが、それでも人というものは誇大広告や派手な噂に弱いものである。興味深いのは、以前我々がロベン・フォードにインタビューをした際、彼がDumbleアンプを賞賛しながらも、飛行機で移動する際には面倒なのでTwinをレンタルすると言ったことだ。それを考えると“間違いない。Zen Driveだ!”と言いたくなるだろう。

しかしながら、RC Booster以上のブースターを探すことは難しいだろう。RCはそのシンプルなボリューム、ゲイン、ベースとトレブルのコントロールによって、ハイゲイン、ハイボリュームの設定でも、機材の実際のトーンを見事に鏡映させることができる。しかも上品にブーストさせたサステインと、きめ細かいハーモニックの深みと透明感を持たせながらだ。 空気が抜けることもない。そしてベースとトレブルのコントロールは非常にきめ細かいEQ調整を可能にし、どんなギターでも引き立てることができる。我々のTimmyペダルのサウンドはより「自然」ではあるが、それはあくまでも詳細にこだわっているから言う事である。それにTimmyを見つける事は不可能に近いが、RCはすぐに手に入れることができる。このペダルが愛される理由は、そのブーストそのものよりも、いかに他の要素に影響を与えないかだ。

AC BoosterはRCと同じだけ是非欲しいペダルであるが、スタイルが異なる。より厚みがあり、ヘビーだ。そして明確なミッドレンジの山があり、ゲインが増すごとにより顕著に現れる。箱に入った「英国のトーン」と考えているが、我々の‘62年 Fender Vibroluxをそうしたように、お気に入りのFenderアンプを、巧みにMarshallやHiwattに変身させることができる。

どちらのエキゾティックも正確で有能なカメレオンとして感心させる―実用的で毎日の生活に必須なコンパクト・エフェクターだ。我々が知る、どのエフェクターにも負けない性能を持っている。ギターからのアンプへの信号を幅広いレンジの現実的で自然なサウンドのブーストとディストーション効果を作り出す。そしてどんなギター/アンプのコンビネーションに於いても好みに合わせてEQを微調整することができる。186ドルという値段からも非常にお勧めである。ブーストあれ… TQ


 

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