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ユニークな音楽製作ポリシー

PCI: では、トシからメルビンズにいくつか質問をしてくれませんか?
トシ: どうやってメルビンズという名前になったの?
Dale: Buzzが付けたんだ。 話は長くなるけど、彼が昔スーパーで働いていた時うるさい年配の人がいたんだ。 Buzzと友達はここでいつもふざけていたんだけど、この人のことをあまり好きじゃなかった。 彼はピートと呼ばれていたんだけどラストネームはメルビンで、彼の息子もそこで働いていたんだ。 彼らがBuzzらに怒ったりした時、いつもメルビンって呼んでたって。 メルビンは結局スーパーからクリスマスツリーを盗んだため首になったんだけど、Buzzと友達がある日スーパーの前で座ってバンド名を考えている時に友達が、メルビンズは? とジョーク半分で言ったんだ。 その時は笑って終わったけど、あとで考え直したら良いアイディアじゃないかっていうことになって。

トシ: オーケー。 じゃあどうやって Ipecac
RecordingのMike Pattonと知り合ったか教えて。
Dale: 僕らのサンフランシスコのショーによく来てたんだけど、あの頃彼はFace No Moreにいたんだ。 友達を通して知り合ったんだけどもう数年になるね。 彼がFantomasとやっていた時に親しくなったんだよ。 彼がFantomasのメンバー、一人一人のために曲を作ったんだ。その頃Mike
Pattonは沢山レコードを売っていたし、その頃僕たちがレコード会社を探していることもあって、自然に彼らの会社と契約することになった。
彼らは今とても成功しているんだけど、僕たちは初めに出たバンドのひとつだよ。上手くいったよ。 沢山レコードも売れたし、みんなハッピーに出来たしね。
Toshi: Jello Biafraとはどうやって知り合ったの?
Dale: サンフランシスコ時代からちょっと知ってた。 初めは僕らのバンドをあまり好きじゃないと思っていた。 サンフランシスコでショーをやった時来てくれたんだ。 彼はオープニングのバンドを見に来ていたんだけど、僕らがアリス・クーパーの曲をやったら、あとで逢いに来てこう言ったんだ。「やっとメルビンズが分かったよ!
俺はアリス・クーパーが大好きなんだ。」彼の方からの誘いだった。
Toshi: Jello Biafraはどんな感じ?
Dale: やっぱり違うね。 僕らとは違うやり方をする。 曲をミックスするのにとても時間をかけるんだ。 レコーディングとかはすごい早いんだよ。 基本のトラックのやり方はだいたい同じだった。 でも、ひとつの曲を何通りにもミックスするんだ。 僕たちはひとつの曲にひとつのミックスでハッピーなんだけどね。 彼はギターの音量やヴォーカルの音量など、ミックスの選択やスタイルの選択を沢山作るのが好きなんだ。 僕だったらひとつのスタイルに決めちゃう。 個人的にそういうやり方が好きなんだ。 ひとつを慎重に選んでそれに決めるっていうのが自分流だね。 でも彼はミキシングに本当に時間を使うよね。 今まででいちばん長いセッションだったよ。
Toshi: 彼は2枚のCDになるって言っていたけど、そうなの?
2枚のレコードをミキシングしてるんだったらそんなに悪くないんじゃないかな。
Dale: そうかもね。
Toshi: 僕もかれとミックスしたことがあるから言ってること分かるよ。
Dale: 彼とミックスした時どう思った? 難しかった? やり方に違いはなかった?

Toshi: 言われた通り、彼が慣れるまでに時間がかかる曲があったりするんだよね。 だから、KevinとDaleと僕でささっとミックスをして、その後Jelloが加わって、またその後にBuzzがたまに加わって、提案とかをしてくれるっていう感じだよね。
PCI: それは新しいプロジェクトですか?
Toshi: うん。 アルバムの名前は何だったっけ?
Dale: Never Breath What You Can't See.
PCI: これは別のレコード会社からリリースされるんですか?
Dale: Alternative TentaclesっていうJelloのレコード会社からリリースされるよ。
PCI:リリースされるのは10月ですか?
Dale: うん。 だけど日本でのリリースはどうなってるか分からない。 輸出されるのか、それともあっちのレコード会社と契約してるのかな。
PCI: その新しいCDの曲もトシのミックスなんですよね?
Dale: トシがほとんどのトラックのミキシングをしたんだ。
Toshi: こちらのアルバムはまた今までの物と全然違うよね。
Dale: 僕らは同じ様な物を繰り返し作らない方が良いと思っている。 そのほうが面白いよ。
Toshi: 君たちはいつも違うものを作っているよね。 それはファンが望んでいること? それとも自分たち?
Dale: ファンはもう慣れてるんじゃないかな? 僕たちが違うことをするのを楽しみにしてくれていると思う。 たまに気に入ってくれないものや、混乱させてしまったりすると思うけど、ハードコアなファンは他と違うことをする僕らを好きでいてくれていると思う。
Toshi: 後の質問は・・・Buzzが来たから今度はBuzzに質問しようかな。
PCI: 始めまして、Buzz。さっきDaleがメルビンズがどうやって結成してバンドとして活動し始めたかまでをお話してくれました。
Toshi: そう。それでどうして君たちが仲が悪いのかを教えてくれたよ。(笑)
Buzz: それが成功への鍵なんだよ!
PCI: あなた方がいつロスに移ったとかもお話してもらいました。 引き続きトシにインタビューしてもらいます。
Buzz: いいよ。 何で君は俺に意地悪なんだ?(笑)
Toshi: 意地悪じゃないよ。何でメルビンズはメンバー3人しかいないの?
Buzz: それは、1,000ドルあるとしたら3人の方が山分けする時いいでしょう?
シンプルだよ。 でもメンバーが4人の時が実際には多いよ。 アダム・ジョーンズとデイブ・ストーン。 デイブとは何回も一緒にレコーディングしているよ。
PCI: アダムとあなたはどうやって知り合ったんですか?
彼とは仲が良いんですか?
Buzz: アダムとは、Toolがショーを一緒に演らないかって誘ってくれた時に知り合ったんだ。 どのショーだったかは覚えていないな。 彼らのオープニングを演ったんだ。 いつだっけ? 97年かな? だから数年前だよね。 それから友達になったんだ。 Toolの中ではアダムと一番仲がいいね。 何故かと言うと、アダム以外はみんなXXXX中毒者だからね。(笑)
Toshi: ほんとだね。(笑) 曲作りのインスピレーションは?
何かこれっていうものはある? 例えば、映画とかストーリーとか。
Buzz: うーん、難しいな。 音楽的には特に。 いろいろなことをやってきているからね。レコードによって違ってくるよ。
Dale: たまに、「これはあの曲から影響を受けたんだ。」って言う時もある。 ああそうかって納得する時もあるし、ぜんぜん分からない場合もあるよ。
PCI: ピンク・フロイドの影響も大きいそうですが?
Buzz: その通り。
(次ページへ続く)
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