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by Hiroshi Mochizuki (Copyright 2002 Hiroshi Mochizuki)
エリック・クラプトン、ピーター・グリーン、ミック・テイラーなどが在籍したJohn
Mayall & Bluesbreakersは今でも健在です。 ロサンゼルスの南のオレンジ・カウンティという所で開催されたブルース・フェスティバルに出演し、満員の観客を魅了しました。そのジョン・メイオールが自ら指名した名ギタリスト、Buddy
Whittingtonにインタビューすることができました。ギターの腕はもちろんのこと、ソングライターとしてもブルースシンガーとしても、またその人柄も、ジョン・メイオールより全幅の信頼を得ているのがライブと楽屋での打ち合わせを見てよく分かりました。 移動までの忙しい短時間でしたが、きさくにお話をして頂けました。
(7/20/02)
Buddy Whittington
のサイトはこちらです。
John Mayall のサイトはこちらです。
PCI:本日のライブは本当に素晴らしかったです。 鳥肌が立ちました。 John Mayall and Bluesbreakersに参加したのはいつからですか?
Buddy:1993年9月からだよ。

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Bluesbreakersのメンバー。左からJohn Mayall(Vocal), Buddy
Whittington(Guitar, Vocal), Hank Van Sickle(Bass), Joe Yuele(Drums), Tom
Canning(Keyboards) 演奏後、楽屋にて。
PCI:それまではどんな活動をされていたんですか?
Buddy:今とよく似た状況だったね。 テキサスのフォートワースでライブやったり、レコーディングしたりの毎日だった。 テキサスではカントリーウェスタンやブルースの仕事はたくさんあるんだ。
PCI:ギターはいつから始めたんですか?
Buddy:今年45歳なんだけど、8歳からギターは弾いているよ。姉貴が10歳年上で、彼女が17歳の時、僕は7歳で、ビートルズやローリング・ストーンズを良く聴かされ、それを真似てギターを始めたんだ。
PCI:ブルースブレーカーズは、これまでエリック・クラプトン、ピーター・グリーン、ミック・テイラーなどのギタリストが在籍していたことでも有名ですが、プレッシャーの様なものはありませんでしたか?
Buddy:特には無かった。 ギタープレイを始めたら彼等の事を意識なんかしてられないよ。 自分のプレイをするので精一杯さ。 彼等のことは大変尊敬しているけどね。 ピーター・グリーンとミック・テイラーとはイギリスへツアーに行った時に一緒にプレイしたんだよ。 エリック・クラプトンには一度ドイツで会ったことがある。 いつか一緒にプレイできれば最高だね!
PCI:ジョン・メイオール本人が、あなたをバンドへ勧誘したんですか?
Buddy:そう。 1993年まで僕は Sidemanというバンドで、テキサスのフォートワースでよくライブを演ってたんだ。 ジョンとブルース・ブレーカーズがダラスへ来た時、僕のバンド、Sidemanが前座をやり、その時ジョンが僕の歌とギタープレイを大変気に入ってくれたんだよ。
PCI:あなたが、ブルースブレーカーズに参加した後リリースされたアルバムは何ですか?
Buddy:最初のは 1995年のSpinning Coinというアルバムで
Silvertoneからリリースされた。 次が97年の Blues for the Lost Days。 そして99年にはEagleへ移って、
Padlock on the Bluesがリリースされ、2001年には Along for the Rideが出たんだ。 そして今年はStoryという新しいのが出る予定だよ。
PCI:特にこの中であなたの好きなアルバム、歌はどれですか?
Buddy:全部好きだけど、強いて言うなら Blues for the
Lost Daysの " Dead City "かな。 この時58年のレスポールを使ったんだ。 アンプはDr.
ZのPrescription
だった。 これは今までギタリストとしてレコーディングした全ての曲の中で、最高のサウンドだと今でも思っているよ。

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PCI:ギターは何をメインで使っていますか?
Buddy:ツアーでは Lentzというメーカーのストラト。 弾きやすいんで。レコーディングではもっぱら63年のストラトだね。
PCI:ストラトがメインなんですね。
Buddy:そうだね。 レスポール、335も使っていた時期はあったけど結局ストラトに行き着いたね。
PCI:アンプは Dr.
Zですか?
Buddy:必ずDr.
Z だよ。 最近はライブとレコーディングでは必ず MAZ-38を使うね。 シングルコイルでは必須のアンプだね。 レスポールをスタジオで弾く時は、Carmen
GhiaかRoute 66を使うよ。 さっきも言ったけど、Prescription
もハンバッカーにはいいんで使うことがある。 Dr.Zのほどちゃんとしたアンプが全て揃っているメーカーは他に無いと思うよ。

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PCI:Dr. Zアンプはナッシュビルでは絶大な人気がある様ですが、最近ではロサンゼルスでも
Dean Parksなどスタジオミュージシャンが使い初めていますよ。
Buddy:DeanはDr.Z の何を使ってるんだい?
PCI:Mazerati
を大変お気に入りで愛用されています。
Buddy:Mazeratiは Carmen Ghia のフルパワー・バージョンでジョー・ウォルシュが使ってるやつだね。
DeanはNorth Texas University出身で、うちのバンドのキーボード、Tomと学友なんだ。 素晴らしいギタリストだ。 尊敬してるよ。 会ったら宜しく伝えておいてくれる?
PCI:了解しました。 本日のライブでは、MAZ-38のヘッドにマーシャルのキャビを使っていましたね?
Buddy:通常はMaz-38のコンボなんだけど、今回の様に次から次へと移動する時は、Maz-38のHeadの方が持ち運び便利だからね。

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PCI:本日もサンフランシスコから車で10時間ほどかけてロサンゼルスの南まで来て、ライブやり、またこれから移動なんですね。 凄いハードスケジュールで驚きました。 さて、Dr.Z
アンプに出会う前は何を使ってたんですか?
Buddy:Fender Deluxe Reverb, Plexi Glass
Marshall だった。
PCI:それらとDr.Z
Ampと比較して如何ですか?
Buddy:Dr.Z Ampの素晴らしいのは、これらの名アンプに匹敵するサウンドが、小規模、中規模の場所で簡単に出せるということだよ。 いくら名アンプを持っていても、小さな場所ではその本来のサウンド作るのが難しいんだよ。 Dr.Z
Ampがあれば、どんな場所へ行ってもVinatge Ampの名器に匹敵するサウンドが即座に作れるんだ。

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PCI:Dr.Z Ampは出力の大きいものでもせいぜい45w程度ですが、大きな場所での演奏ではもっとパワーが必要ではありませんか? レコーディングなどではもっと出力の大きなアンプが必要では無いでしょうか?
Buddy:今日は野外ステージの大きな場所だったけど、Dr.Zの MAZ-38ので充分だったろ? どうだった? 100Wのアンプはクリーンで弾けばいいんだけど、チューブアンプのディストーションをほしい時は、100Wだとでか過ぎてバランスが取りにくいんだ。 38W位が丁度いいんだよ。
PCI:今日もいい音してました。 野外の後ろの方でもあなたのギターの音はバランス良く前に出てました。 カッティングのサウンドも最高でした。
Buddy:大きな会場へ行けば行くほどPAシステムが大きくしっかりしていくので、大きな出力のアンプを持って行く必要は無いんだよ。 38WのMAZ-38で充分だね。
PCI:エフェクターは何を使っていますか?
Buddy:ほとんど使わないよ。 Dr.Z ampで素晴らしいディストーションが得られるからね。
PCI:では、ジョン・メイオールについて少し教えて下さい。
Buddy:彼は今年68歳で、今だに世界中のツアーに年間120日は毎年行っているよ。
PCI:彼はあなたのギターのサウンドやプレイには全く注文をつけないんですか?
Buddy:全く僕の思い通りにやらせてくれるよ。 彼の気に入ったギタリストにはその個性のままやらせたいみたいだね。
PCI:今日のライブでも、ジョン・メイオールの歌声やギターなど健在で感動しました。
Buddy:今自分がバンドにいるから言う訳ではなく、客観的に見て、ジョンの歌も演奏も今が一番磨きがかかって最高だと思うよ。 多分ブルースブレーカーズの昔からのファンはもうとっくに気づいていると思うけど。
PCI:そうですか。 本当にジョンは凄いミュージシャンです。今後のスケジュールはどうなっていますか?
Buddy:全米ツアーが始まったところで、その後、ヨーロッパツアーに出かけることになっている。 詳しいスケジュールは
Johnmayall.comで分かるよ。
PCI:日本へ行く予定は無いんですか?
Buddy:残念ながらまだ無い様だ。 僕がブルース・ブレーカーズに入ってからはまだ一度も日本へ行ってないんで本当に是非行きたいと思っている。 日本にもファンが多い様なのできっと喜んでもらえるはずさ。 ジョンによく頼んでおくよ。

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PCI:その日を楽しみにしています。 今日は移動日のお忙しい中有難うございました。
John Mayall &
Bluesbreakersのライブレポートはこちらです。
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