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<title>Ari Koinumaの夢を追う人生 by Koinuma, Ari</title>
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<modified>2009-09-11T22:19:20Z</modified>
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<copyright>Copyright (c) 2009, ari</copyright>
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<title>第３７回　アマチュア精神に戻って</title>
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<modified>2009-09-11T22:19:20Z</modified>
<issued>2009-09-11T21:48:30Z</issued>
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<summary type="text/plain">ちょっと月一になってしまったこのコラムですが、今回も少し雑談と近況を。

八月に...</summary>
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<![CDATA[<p>ちょっと月一になってしまったこのコラムですが、今回も少し雑談と近況を。</p>

<p>八月にサントラの仕事を終えて、とりあえずウェブのプログラミングの仕事にありつき、音楽は次に何をしようかと考えていましたが、ふとしたことから自分がやってて一番楽しいのはギターを抱えて新しい曲を創っているときだと気付きました。　すると、本物のラーメン食べたらインスタントが食べられなくなるように、なんだか他の活動に関する興味が本当に薄れてしまいました。</p>

<p>お金になるということは他の人に何か価値のあるものを提供するということです。少なくとも資本主義ではそうやって物事の価値を決めますね。　音楽で収入を得るということは、要するに価値のある音楽を提供するということ。　</p>

<p>で、それが自分の好きな音楽と他人から「価値ある」と認められて買ってもらえる音楽とが一致していたらそれが一番幸せだと思いますが、なかなかそうもいかないだろう、というのが一般な考え方ですよね。　自分が好きな音楽でも大衆には受け入れらないからお金にならないとか、好きなんだけどあんまりうまくないのでお金を出して聴いてもらうところまでいかないとか。</p>

<p>でもだからといって、自分でやっていて面白くない音楽をやって、それでどうなりますか？　幸せになれますか？　</p>

<p>「幸せ」というのもまたこれ曖昧なものですよね。　大して好きでない音楽でも、他の仕事をするよりまだマシならそれはそれでいいです。　でもやってて気持ちがげんなりしてくるようならやっぱり他のことをした方がいいと思うんです。</p>

<p>というのも、僕みたいに思い込みの強い人間には「音楽をやってて楽しい」からやってるんではなくて、「ミュージシャンである」ことに執着してしまうこともあるからです。</p>

<p>何年も前、音楽活動の試行錯誤の一環でコマーシャルに手を染めてみようと思ったことがありました。　で、ちょっとデモをつくって近辺のプロダクション会社に売り込んでみたんです。　もちろん最初は経験もコネもないですから全く仕事の話が来ない。　ので、くじけてしまうんです。　というか、「絶対にこれだけは死ぬまでにやらないと」という覚悟がないのであきらめてしまうんですね。　</p>

<p>そもそも僕も夢見る人間なので、コマーシャルの仕事がしたくて音楽始めたわけではないわけですから、「そうしたら音楽でお金儲けできるぞ」みたいな安易な考えで始めたのがまずかったわけです。　もちろんコマーシャルで食べている人たちが妥協しているとかそんなことを言ってるわけではないです。　ただ単に、僕の中ではコマーシャルという道は「ミュージシャンである」ことに固執していたから選択した道で、「やってて楽しいから」選択したわけではないわけです。　</p>

<p>生きていくためには誰もがお金の稼げる作業を何かしなくてはいけませんが、それが自分のやりたいことと一致しない時、妥協するにしてもどこで妥協するかと考えたとき、やっぱり最優先して考えるべきなのはどこで妥協するのが一番自分の幸せを損なわないか、という点ではないでしょうか。　貧乏してても好きなことやってれば幸せな人もいるし、逆に経済的に安定していなければ好きなことやってても満たされないという人もいますから、それは人それぞれですよね。</p>

<p>僕の場合は音楽のほかにプログラミングという技術を幸い身につけたので、やってて楽しくない音楽やるくらいならプログラマーとして糧を稼いだ方がマシ、という結論に達したわけです。　前から気の合わない人たちとは仕事しないことにしていたんですが、ここにきて自分の音楽にやっぱり帰りたいという願望が強いことに気付き、少し後戻りしてアマチュア精神で自分の好きな曲を書いて発表する活動に戻ろうかと考えています。　他の仕事の比率が大きくなるので音楽やる時間は少ないですけど、でも少しずつでも曲を書き溜めていけばある時それを基にヒョッと予想だにしなかった扉が開くかもしれない。　最近はそんな風に考えるようになりました。　まだ具体的には何もしてないんですけど。</p>

<p>やっぱり一回しかない人生ですし、お金は無駄にしてもまた稼げばいいんですけど、時間は戻ってこないですからね。　できるだけ好きなことに費やす時間を増やしたい。　そうするには効率のいい体制をつくりたい。　そんなことを最近考えています。　楽しいことやってる人間ってやっぱり強いですしね。　幸せな人は幸せな友達も増えやすいですし、やっぱり幸せになるにはまず自分で自分の人生を変えていくことが第一歩だな、とか考えています。</p>

<p>とはいっても映画作曲とかプロデュースとか他の人のための音楽も創らないといってるわけではないです。　ただ向こうしばらくそれをあまり追求しないで、何か話が舞い込んできたら考えますが、プログラミングしながら自分の音楽がしたいな、と思っている。　それだけです。　所帯持ちですしアーティストとしての活動はほとんどできないんですけど、それでもまあオンラインで少し何かするアイデアはありますし、とにかくやってて一番楽しいことのための時間をもうちょっとつくろうと思っています。</p>

<p>ではまた次回。</p>

<ul>
<li>メールはari @ arikoinuma . comへ送ってください。コメントや質問など、お気軽にどうぞ。</li>
<li><a href="http://aries9.com" target="_blank">Aries9.com</a>　（英語)</li>
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<li><a href="http://www.mixi.jp">Mixi</a>ではAriで検索して下さい。　PCIの読者の方からのマイミクリクエストは大歓迎です。最近では日本のニュースをチェックするくらいしてないんですが（苦笑）</li>
</ul>]]>

</content>
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<title>第３６回　弟子入り</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/archives/2009/08/post_29.html" />
<modified>2009-08-13T16:28:44Z</modified>
<issued>2009-08-13T16:14:20Z</issued>
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<summary type="text/plain">「蛙の子は蛙。」

とはよく聞かれることわざですが、先日この言葉の意味にふと気が...</summary>
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<name>ari</name>
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<email>ari@hashimusic.com</email>
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<![CDATA[<p>「蛙の子は蛙。」</p>

<p>とはよく聞かれることわざですが、先日この言葉の意味にふと気がつきました。</p>

<p>僕がテキサスに住んでいたとき、地元で有名だったEliza Gilkysonという中年の女性シンガーソングライターがいました。　彼女は有名というほどではなかったのですが毎年ヨーロッパをツアーするなど精力的に長年活動していたんですが、実は家族の中では三代目のプロミュージシャンだったそうです。　で、彼女の息子がこれまたミュージシャンで、ドラマーとしてお母さんのサポートでツアーしています。　彼がミュージシャン四代目。</p>

<p>親がミュージシャンやってるとその生活パターンや業界のしきたりなどが否応なしに身にしみこんでしまって、たとえば大学いってサラリーマンになる方が不自然で難しく感じるのではないかと僕は思うんですね。　親戚で医者の家族がいますがそこは子供二人とも浪人しながらも最終的には医大行ってるし。</p>

<p>とすると、ミュージシャンになりたい人がどうするのが一番効率いいかというと、ミュージシャンの生活の中に身をおじる投じるのがいいんではないかと思います。　今の日本でもある業界（板前さんや漫画家など？）ではまだ弟子入りとかいうしきたりが残っているかと思うんですが、ミュージシャンもそれで食べれるようになったら弟子というか、アシスタントをとる習慣があったらいいと思うんですね。　金を払ってまでアシスタント雇う余裕はないにしても週１０時間とかパートタイムにして、無償だけどその代わりアシスタントの音楽を聴いてアドバイスしてあげたりコネを紹介してあげたりする。　そうやっていくと業界の底上げというか、本当に才能のある人たちが生きていける道がよりスムースにひらけていくんではないかと考えます。　かくいう自分もサラリーマンの息子なんで、ミュージシャンになるのは四苦八苦ですからね。　でもこんな僕でもそれでも映画作曲とかアルバムのプロデュースとか小規模でもやった経験はあるわけですから、僕よりも前の段階にいるミュージシャンたちにはできるだけアドバイスとか手助けをしてあげようとは心がけています。</p>

<p>ミュージシャンになりたいんだったら、どんな形でもいいからその生活に接し、浸れるようにし、先人たちが見ているものを見、聞いている話を聞き、同じ空気を吸う。　そうしているうちにいつのまにか自分も、という具合になってしまうんではないでしょうか？　</p>

<p>皆さんはどう思いますか？</p>

<ul>
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<title>第３５回　日本が世界に伝えるもの</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/archives/2009/07/post_28.html" />
<modified>2009-07-22T15:07:35Z</modified>
<issued>2009-07-22T14:30:04Z</issued>
<id>tag:www.prosoundcommunications.com,2009:/arikoinuma//29.1584</id>
<created>2009-07-22T14:30:04Z</created>
<summary type="text/plain">最近ファンが独自で英語に翻訳した日本の漫画を掲載しているサイト（これって著作権侵...</summary>
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<name>ari</name>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/">
<![CDATA[<p>最近ファンが独自で英語に翻訳した日本の漫画を掲載しているサイト（これって著作権侵害ですよね、どう考えても）を発見したんですが、その量と質（プロの出版社並みの仕事ですよこれ）に圧倒されました。　</p>

<p>日本の漫画が世界に与えたインパクトというのは計り知れないものがあります。　趣味に熱心に凝る日本人ならまだしも、そういうところはマメでない欧米人（ま、そうでないのかもしれませんけど）がこれだけの労力を注ぎ込んでやるというその熱中度はすごいと思います。</p>

<p>国際化にともない日本の「文化」というものもより海外に輸出されるようになりましたけど、なにがこっちでウケているのか、それを考えると面白いですよ。　お寿司やお箸の使い方なんかもうかなりの割合の人が知っていますし、カラオケももう完全に文化の一部として定着。</p>

<p>しかしそれ以上に大事だなと僕が思うのは青少年向けの三大メディア、「漫画、アニメ、ゲーム」につきると思うんです。</p>

<p>これらは日本が「本場」の分野。　世界で一番先端をいっているわけなんですね。　しかもこれらが若者に与えるインパクトは大きくなる一方。まだ漫画がアメリカで全国ベストセラーになるほどまでにはいっていませんが、しかしそれも時間の問題だと思います。　感受性が強く、多くを吸収する若者に直接日本がうったえるものがあるというのは本当に大事というか重要なことだと思います。　考えても見てください。　次世代を担う若者たちに日本文化が大きな影響を与えているわけですよ。　このメディアから発信されているメッセージが世界の動向に直接干渉するといっても過言ではないと僕は思います。</p>

<p>で、そこで考えさせられるのは当の日本人がそれを認知しているのか、ということ。　例えば政府がこれらの分野を日本が誇る産業としてサポートし、育んでいるかというとそうではないわけでしょう。　宮崎駿さんなんかもインタビューで「自分の作品が海外で見られているのはわかっているが、自分はそこまで考えず日本人として日本向けの作品を創っている」という主旨の話をしているのを読んだ記憶がありますが、しかし「世界向け」の作品を創らないにしても（そりゃ無理な話です）しかしその反面「これは日本が世界に誇る文化である」という認識くらいは持ってほしいと思います。　なぜなら、そう考えたとき、その輸出しているものの中身、コンテントに秘められているものが本当に日本が世界に伝えるべきものなのか、ということを考慮せずにはいられないと思うからです。</p>

<p>もちろんそんな大げさなことばかりに目がいっては作品創れませんし、「世界向け」なんて重荷を背負ってできたものがいいのかというとそんなことはありません。　ものの創り方は今までやってきたものが今世界で受けているわけですからそのままでいいと思います。　ただこれらが「日本が世界に誇るもの」という自覚が浸透していったらそれが少なからず日本人がこういうものを見る目、またそれらを作る人たちの社会的な地位なんかにも関与するんではないかな、とは考えます。</p>

<p>この中に音楽が含まれてないのはちと残念ですが、それも変えるよう頑張ります。（笑）</p>

<ul>
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<title>第３４回　練習の仕方</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/archives/2009/07/post_27.html" />
<modified>2009-07-02T02:33:44Z</modified>
<issued>2009-07-02T02:14:26Z</issued>
<id>tag:www.prosoundcommunications.com,2009:/arikoinuma//29.1567</id>
<created>2009-07-02T02:14:26Z</created>
<summary type="text/plain">さて、今年でギター弾き始めてからなんと２０年になる自分ですが、最近になってやっと...</summary>
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<url>http://aries9.com</url>
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<![CDATA[<p>さて、今年でギター弾き始めてからなんと２０年になる自分ですが、最近になってやっと練習のコツというものが見えてきたような気がします。　ギタリストとしては個性はあっても腕前の方はアマチュア以上プロ未満というところにある自分ですが、この自己発見した極意、ちょっと読んでやって下さい。</p>

<p>一般に練習というのはメトロノームをかけてゆっくり弾きながらという定番があるでしょう。　これはどの程度遅くすればいいかというと、「絶対に間違えない」ほどのスピードまで遅くしなければ駄目なんですね。　これは何故かというと、練習とは基本的には「完璧な状態で弾くという現実に慣れる」のが一番有効なアプローチなんではないか、というところに気付いたわけです。</p>

<p>僕の場合、まあ独学でやってるせいもありますけど、要するに弾けそうで弾けないところにメトロノームセットして、それを繰り返し練習して弾けるようになる。ということをやってたんですね。　で、弾けるようになったらまた弾けないところまで速度を上げる。　でもこれをやってることのどこがまずいかというと、いつも間違いながら弾いているんです。　演奏の中に間違いがあるという現実が普通で、それに慣れているんですね、体も心も。　だからいざ人前で演奏というときになっても普段のクセで弾ききれないとわかっていうフレーズも自己制御できないでついつい挑戦してしまう。　「できる範囲で間違えずにまとめる」という能力が全く育ってないんです。</p>

<p>でもそうではなくて、「絶対に間違えない」という現実が常にある。　自分のやっていることを常に完璧にコントロール、制御している。　こういう状態に慣れるのが実はうまくなるコツなんです。　トモ藤田先生なんかもいつも口をすっぱくしておっしゃっているようですが（注　僕は彼の生徒ではありません）手元を見なくても間違えようがないというところまで速度を落とし、練習を頻繁に録音することによりさらに間違えてはいけないという緊張感を持ちながら練習する。　超シンプルでもいいから、自分でしっかり弾きこなせるフレーズ、これの範囲を少しずつ広げていく。</p>

<p>自分でもまだ完全に実施できてないんですが、最近は練習時間が短時間でもだいぶ自分で弾いていることのコントロールができてきたような気がして嬉しいです。　理想的には練習は二部にわけて、前半はテクニック向上のエクササイズなどに、後半は「演奏する」という行為のリハーサルのために即興や「曲」の演奏に力を入れる、というのがいいと僕は考えますが、どちらも共通しているのは「間違えずにやること。」　いや、間違えを恐れて挑戦してはいけないということではないんです。　でも間違えずに弾けないフレーズなど発見したら、そこは速度を極端に下げて、完璧に弾ける状態をつくり、それにどっぷりと浸ることにより、少しずつ速度を上げていっても完璧状態を保てるようになる。　そんなアプローチがいいんではないかと最近思っています。</p>

<p>少しでも参考になれば幸いです。</p>

<ul>
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<title>第３３回　映画作曲家になるには</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/archives/2009/06/post_25.html" />
<modified>2009-06-17T01:40:27Z</modified>
<issued>2009-06-17T01:02:44Z</issued>
<id>tag:www.prosoundcommunications.com,2009:/arikoinuma//29.1550</id>
<created>2009-06-17T01:02:44Z</created>
<summary type="text/plain">隔週の更新にするつもりがまた一月空いてしまいました。　僕は自分でいうのもなんです...</summary>
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<name>ari</name>
<url>http://aries9.com</url>
<email>ari@hashimusic.com</email>
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<![CDATA[<p>隔週の更新にするつもりがまた一月空いてしまいました。　僕は自分でいうのもなんですが密度の濃い（？）人生を送っているので一月もたつとかなりの変化があることもあります。</p>

<p>で、前回、ありついた映画作曲の仕事は今から一年半後に始まります、なんていってたら今度はもっと小規模のインディー映画のサントラの仕事にありつきました。　これは実はもうじき始まります。　というのも、僕が監督に出会った時点でこの作品は編集も最終段階に入ったところでしたから。　何でも他のミュージシャンが音楽やるはずだったんですけど、あまりに当てにならないので業を煮やして僕に鞍替えすることにしたそうです。　今度の作品はAmerica's Next Felonといいまして、アメリカの次の大罪人、とでも訳しましょうか。　一般市民がコンテストを通して悪事に手をそめ、立派な悪人になるというプロセスをドキュメンタリー風に撮ったブラックコメディーです。　長さは準長編とでもいいましょうか。　６０分くらいになるそうですが、テレビのシリーズを続けて観るような感じに編集されているので音楽もテーマ曲とか繰り返し使えるはずなので、作らなければいけない音楽の量は多くないです。　最初に観たときは、ホームビデオ調の安っぽい映像を観て「これは自分の関わるようなものではない」と思ったものですが、しかし観て、監督の話を聞いてるうちに、彼が一生懸命努力してつくったもので、実はこれが７本目の作品（！）だと聞き、音楽の量も多くないしこれは手助けしてあげたいという気になったのです。</p>

<p>デジタル化にともない映画も以前と比べると庶民でも手が届きそうなところまで制作費が落ちてきましたが、しかし音楽に比べるとまだまだ映画は一本つくるのに莫大な時間、動員と費用がかかります。　その上、大枚はたいてつくった映画もそれから利益につながるかというとそれは音楽以上に難しく、本当に大変な業界です。　でも難しいからこそ見果てぬ夢を追求する人たちもでてくるわけです。</p>

<p>映画監督になるのにしかれたレールなどありませんが、まあこの国で一般的なのはロスアンゼルスにいって、監督のアシスタントとかの仕事をしながら経験を積み、まず短編映画をつくって自分の実力をみがき、それらの積み重ねから最終的に長編映画へと上り詰めるという具合でしょうか。　上記の人の７本というのも全部短編で、もちろんそれから収入は全く得られていないでしょうし、金のかかる趣味という次元からのスタートでしょう。　しかし一本の短編をつくるのにも、役者からカメラマンから何人ものクルーを集め、撮影し、編集し、一本まとめるの相応の努力がいります。　それを７本も積み重ねてついに自前で６０分前後の作品をつくるところまでこぎつけた彼の努力と根気には頭が下がるのです。</p>

<p>さて、監督になることが目的でなくて、例えばDirector of Photography（メインのカメラマン。　日本語では正式になんていうんでしょう？）とか、アートディレクター（美術）とか、メークアップ担当とか、映画を撮影するさいには色々な役割があるわけで、それの一つでもその道の専門家として知られるようになるには実績をつまなければいけません。　皆、基本的にはただ働き、ボランティアから始めます。　そうやって何本かに関わるうちに実績ができてきて、少しずつ収入になる仕事にありつけるようになります。　</p>

<p>映画作曲家も基本的には道筋は同じです。　ハリウッドにいって大作曲家のアシスタントなんかになれればいいですが、それは競争がものすごいと聞きます。　僕は映画作曲は基本的にミュージシャンとしての副業と考えているので、ロスに引っ越してまで追求するほどの意欲は感じていないんですが、しかし他の人と協力して、音楽よりスケールの大きい作品を生み出す醍醐味は音楽だけの製作にはないものがありますから、これからも機会がある度に少しずつ仕事を積み上げていきたいと思います。</p>

<p>ミュージシャンの中には映画作曲やりたいという人がごまんといて、いったいどうやったらそういう仕事にありつけるのか、という質問を時々されるのですが、自分のバンドかなんかで録音した曲をバックグラウンドミュージックとして提供するのならともかく、映画の映像にそった音楽を製作するというのは作曲の中でも非常に特殊な作業なので、自分で曲ができるから、作曲できるから映画の音楽ができるかというと必ずしもそうと限りません。　僕もその道での教育（大学などで）を受けたわけではない（僕はクラシック作曲の専攻で、映画音楽の専攻ではないんです）のでその技術をどうやって身につければいいのか、その辺はちょっとやってみる他はないとかしかいいようがないんですが、でも根本的に指摘できることが一つ。　映画作曲という仕事は「映画をつくるのに必要なプロセスの一つを担う」ことであり、最終的には映画をつくるのが目的で、それは必ずしも「いい音楽をつくる」という目的とは一致しないということです。　例えば場面によっては音楽は非常にシンプルで繰り返しが多く、音楽それだけでは聴くに耐えないものがしっくり来ることもあります。　音楽そのものが観客の気を引いてはいけないことも多いです。　ここのところを勘違いして「いい音楽をつくってやろう」と意気込んでやると返ってやりすぎになってしまうこともあるかと思います。</p>

<p>映画作曲を本気で目指すのなら、まず最初に映画が好きなこと。　何と言っても仕事相手はミュージシャンでなくて映画家たちですから、彼らの言語を話せなくてはいけないわけです。　その上で、「いい映画をつくるために、必要とされている音楽をつくる」という明確な目標をもち、それを実行させるのが映画作曲家です。</p>

<p>僕も偉そうなことをいえるほどのキャリアをつんでいるわけではまだありませんが、少しは仕事の経験がありますので、それもなくて漠然と「映画作曲やってみたいなぁ」と思って人にはまあ少しはアドバイスできるということです。　</p>

<p>少しでも参考になれば幸いです。</p>

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<entry>
<title>第３２回　映画音楽という仕事</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/archives/2009/05/post_26.html" />
<modified>2009-05-21T21:39:38Z</modified>
<issued>2009-05-21T21:18:36Z</issued>
<id>tag:www.prosoundcommunications.com,2009:/arikoinuma//29.1526</id>
<created>2009-05-21T21:18:36Z</created>
<summary type="text/plain">今やってるアルバムのプロデュースも最終段階に入り、一曲を残してほぼ全部ミックスが...</summary>
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<name>ari</name>
<url>http://aries9.com</url>
<email>ari@hashimusic.com</email>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/">
<![CDATA[<p>今やってるアルバムのプロデュースも最終段階に入り、一曲を残してほぼ全部ミックスが終わったというところまで来ました。　で、次の仕事というわけではないんですが、実はインディーの長編映画の音楽の仕事をすることに話がまとまりました。　これが次の仕事でない理由は、映画作りのプロセスの中でかなり早い段階での話なので、実は僕の作業そのものが実際に始まるのは今から一年半後くらいになる（！）予定だからです。</p>

<p>音楽と同じく映画業界も機材のデジタル化などで安価化が進んでいますが、しかし音楽と映画ではやはりスケールが違います。　インディーで劇場用長編映画を作成するには映画家たちが一本何年もその製作に費やさなければならず、またその費用も市場に出るチャンスを本気で狙うんでしたら軽く数千万かかるわけです。　その上でメジャーがどっかりと占拠している市場に入り込むのは至難の業で、音楽業界と比べてもとてつもなく成功し、利益を得る可能性が低い世界なんですね。</p>

<p>しかし難しければ難しいほどチャレンジして克服する人も出て来るわけで、僕も映画作っている友人たちがいますが、その勇気と努力には本当に頭が下がります。　僕は音楽も映画も好き嫌いが割と激しいんですが、たまにいいなと思う作品に出会うともうたまらなく参加したくなります。</p>

<p>今回てがけることになった映画は原題がLost in Sunshineというんですが、１０年前アカデミー賞を受賞した映画「アメリカンビューティー」をテキサスの田舎に舞台を移し、主役を中年男性ではなく３０歳という節目を迎えるにあたって思い描いていた人生からかけ離れた生活をしている自分に危機感を感じる女性の話です。とはいっても話としては比較できるにしてもハリウッドの映画とは予算にゼロがいくつか足りないのでそれほど期待してほしくはないのですが（苦笑）しかし志は高くもっている作品なのでその辺多いに共感しています。</p>

<p>で、なぜ僕の仕事になるまでそんなに時間がかかるかというと、一般に映画音楽は製作のプロセスの一番どんじりになるんですが、この映画はまだ撮影が始まるどころかこれから資金集めをするという段階なので、投資者を確保し役者やクルーを雇い撮影し、編集しとやっていると軽く一年半はかかるわけです。　そうこうしている間に行き詰まってしまい完成しない映画もたくさんあるんですが、まあこのプロジェクトはプロデューサーは前にもインディー長編映画を製作したことのある経験者（監督の人はこれが長編は初めて）なのでそういうレベルでの心配はしていません。</p>

<p>というわけで首をながーーくして僕の出番が来るのを待つことにします。　完成するまでこのコラム続いているんでしょうか？</p>

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</entry>
<entry>
<title>第３１回　スタジオとプロデューサーについて</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/archives/2009/05/post_24.html" />
<modified>2009-05-05T22:17:35Z</modified>
<issued>2009-05-05T21:51:07Z</issued>
<id>tag:www.prosoundcommunications.com,2009:/arikoinuma//29.1504</id>
<created>2009-05-05T21:51:07Z</created>
<summary type="text/plain">おっと、うっかりしていたら前回から２ヶ月も空いてしまいました。　申し訳ない。

...</summary>
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<![CDATA[<p>おっと、うっかりしていたら前回から２ヶ月も空いてしまいました。　申し訳ない。</p>

<p>この間Marc Gunnというアイルランド民謡のフォークアーティストのアルバムをプロデュースしてました。　といっても彼はニューオーリンズ在住なので、彼がスタジオで録音したヴォーカルとオートハープに、僕が他の楽器を肉付けするという作業です。彼とは僕がテキサス州オースティンに住んでいたときに仕事し始めたのがきっかけで、僕はその後ミネソタ州へ、彼はルイジアナ州へ引っ越したんですが、テクノロジーのおかげでこんな風に仕事ができるんです。</p>

<p>「プロデューサー」というとかなり仰々しい肩書きなんですが、実は業界でもプロデューサーという人の実際にやる仕事はかなりまちまち。　基本的には録音の現場の監督みたいな感じで、アーティスト、ミュージシャン、エンジニアなどの指揮をするんですが、こっちの業界ではあんまり編曲者というのはみかけないので、アレンジも（オーケストラとか以外は）大抵はプロデューサーがやります。　僕なんかはギターの他ベース、キーボード、ドラムのシークエンス、バッキングヴォーカルと一通りできるので、セッションに他のミュージシャンを雇う必要がない他、アレンジなんかもじっくりと練れる（セッションの時はほぼ即興状態なので）のが売りで、主にシンガーソングライターとの仕事が主体になります。</p>

<p>でもインディーレベルの予算ではたいていプロデューサーとエンジニアと同一人物なことが多く（というか厳密にはプロデューサーがいない）大抵はエンジニアの人が自分はプロデューサーもやるというんですが、アレンジとかパフォーマンスに関するコーチングもしつつ、なおかつエンジニアもというのは至難の業ですから、いい音質の録音ができてもかんじんの音楽の方が練り不足なことが多い。　これがインディーのレコーディングの現実といえますね。</p>

<p>最近ミネアポリス周辺のスタジオのエンジニアと数人会って話をしたんですが、この不況でスタジオ業界もかなり大変なようです。　ホームスタジオの普及により猫も杓子も自分で録音するようになり、スタジオなんかに金をかけなくてもいいという風潮ですね。　自分もホームスタジオで試行錯誤しながら階段を上がってきた人間なのでこの時代の流れ自体にはむしろ感謝したいくらいですが、しかしスタジオを持ってる人たちは大変！　　下等競争がものすごく激しいんですが、どこのスタジオもただ機材や部屋の写真をとるだけで選ぶ方、とくにある程度の専門知識がない人たちにはどこがいいんだが全く判断しにくいことが多いです。</p>

<p>そんな中、不況にも関わらず成功している人たちもいます。　例えばミネアポリスで今売れっ子のMatt Patrickというプロデューサーがいますが、彼はスタジオも持ってるんですが、彼と仕事をする人は彼と仕事したいんですね。　彼のスタジオが目当てなんではなくて、彼本人が目当てなんです。　</p>

<p>早い話が、スタジオというのは機材とその使い方のノウハウを提供するサービスであり、まあ多かれ少なかれお金をたくさん払えば払うほどよいところが使えるわけです。　ので、スタジオの方は少しでも顧客しようとかなり値段を下げなければならず、挙げ句の果てには仕事があっても利益が少なすぎて駄目になる、ということもあるようです。　</p>

<p>逆に上のPatrick氏の違うところは、彼の売りは機材でなくて、彼本人であるということ。　彼は僕の数歩前をいくお手本なんですが、やはり同じように幾つもの楽器をこなし、主にシンガーソングライターのためにスタジオで曲のアレンジ、演奏をしてしまうんです。　その評判がいいので、彼と仕事をすればいいアルバムができるとアーティストが集まってくるんですね。　</p>

<p>アーティストのプロモーションでも同じことがいえますが、これだけの数のアーティスト、もしくはスタジオがある中で、人に気付いてもらうためには、ただ「いい音楽だ」というだけではなくて、あえて「自分はメロディックパンクだ」とか「うちのスタジオはヒップホップ専門」とかある程度焦点を絞った方がいいわけです。　ヒップホップ専門のスタジオになれば、フォークのアーティストは近寄らないでしょうが、しかしヒップホップのアーティスト達からは「俺たちのスタジオ」という風に見られるでしょう。</p>

<p>ただ漠然と「音楽をやる」というんでは駄目な時代なんではないでしょうか。　生き延びるためにはもっと工夫をしなければ。　</p>

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<title>第３０回　ソフトの乗り換え</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/archives/2009/03/post_23.html" />
<modified>2009-03-13T22:07:23Z</modified>
<issued>2009-03-13T21:47:25Z</issued>
<id>tag:www.prosoundcommunications.com,2009:/arikoinuma//29.1471</id>
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<summary type="text/plain">さて、レコーディングに勤しんでいる今日この頃ですが、予想よりかなりてこずっており...</summary>
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<name>ari</name>
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<email>ari@hashimusic.com</email>
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<![CDATA[<p>さて、レコーディングに勤しんでいる今日この頃ですが、予想よりかなりてこずっております。　３月に入ってからもう２週間というのに、まだ最初の一曲目が終わらない。しかも昔書いた古い曲なのに、です。</p>

<p>一人でレコーディングなど何十回もやってるんですが、実は今回は使用ソフトを変えたんですね。それで新しい環境になれるのに手間取っているんです。</p>

<p>僕はCakewalkのSonarを長年使ってきました。　今までやったレコーディング、映画作曲なども全部これです。　</p>

<p>が、２年前PCからアップルに変えまして。　その後もBasecampという機能を使ってマックのノートパソコンにWindowsを乗っけてそれでSonarやってたんですが、今回やっぱりアップルのOSの方が安定していていいので音楽のソフトもLogicに切り替えることに。　でもいきなりLogic Proを購入する前に、Logic Expressを安価で見つけて試してみることにしました。Logic Studioは機能満載で今一番充実している音楽ソフトだという話なんですが、サラウンドのミックスや映画サントラ用のソフトと、現時点の僕には必要のない機能が多いんですね。　Logic ExpressはLogic Proの機能のほとんどを搭載しているようなのでこれでやってみることにしました。</p>

<p>いやー、でもソフト変えると違うもんですね。　長年MIDIのシーケンスやコンピューターを使っての録音してきましたが、新しい道具の使い方を習うのにかなり苦労しました。　率直にいいますと、僕はSonarのMIDIシーケンス機能にかなり依存して仕事してましたので、Logicでは同じようにことが運ばないものだからかなるフラストレーションたまりました。　だいぶ慣れてきましたし、Logicの方がいい点もわかってきましたが、しかしミュージシャンとして一番頻繁に使用する道具を変えるのは本当に手間がかかるものだと実感。　ギターやアンプなんかを変えるのとは話が違います。</p>

<p>まだLogic全貌は見えてないんですが、かいつまんでいうと、MIDIのシーケンスや録音の編集プロセスではSonarの方が断然上です。　Logic はLogic独特の操作法でしか動いてくれないのであまり融通がききません。　しかしLogicでいいのはついてくるプラグインに使える高音質ものが多いこと。　Sonarに付いて来るエフェクトはどれも使えませんでしたからね。　そしてやっぱり何より大事なのはマックのOSの安定度。　Logic Expressはどうも少しバグがあるようなんですが、OSは何があっても動いてくれています。　（ちなみにしばらく使ってなかったWindowsを立ち上げてみたらちゃんと起動してくれませんでした。　）　SonarはWindowsの機能に依存している部分が多くマックには移行する予定ないようなんですが、そうなってくれたら最強のコンビだと思うんですが。</p>

<p>というわけでかなりフラストレーションたまる２週間でしたが、Logicでも仕事ができるようになってきました。　次回の時には皆さんにもできた曲をご紹介したいと思っています。</p>

<p>この記事に関するコメントは<a href="http://www.aries9.com/japan/blog/archives/76" title="コメント" target="_blank">こちらへどうぞ</a>。</p>

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</ul>]]>

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<title>第２９回　一月間レコーディングに専念</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/archives/2009/02/post_22.html" />
<modified>2009-02-27T22:40:33Z</modified>
<issued>2009-02-27T22:30:22Z</issued>
<id>tag:www.prosoundcommunications.com,2009:/arikoinuma//29.1458</id>
<created>2009-02-27T22:30:22Z</created>
<summary type="text/plain">さて、諸事情もろもろありまして、３月は自分の音楽作りに専念することにしました。　...</summary>
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<name>ari</name>
<url>http://aries9.com</url>
<email>ari@hashimusic.com</email>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/">
<![CDATA[<p>さて、諸事情もろもろありまして、３月は自分の音楽作りに専念することにしました。　近所のリハーサルスタジオの一室を借りてそこにレコーディング機材をセットアップ。　アルバムとかそういう商品が出て来る保証はありませんが、僕の次のアルバムと、妻と一緒にやろうと考えている子供または家族向けの音楽と両方を模索してみたいと思います。</p>

<p>僕は２年前WindowsからMacへ切り替えたんですが、これを機会に音楽ソフトもLogicにすることに。　でも長年CakewalkのSonar使い慣れているせいかちょっとLogicとっつきにくいですね。　ソフトの使い方を習うのは速い人間なはずなんですが。　（苦笑）　しかしもうWindowsにははっきりいって返れないので腹をくくってLogic習うことにします。　基本的は僕はドラムなどMIDIでシーケンシングする以外は非常にオーソドックスな録音その他の作業しかしないんで、まあ四苦八苦しながらやっていくうちに(Mac  OS Xにも最初は馴染めなくてストレスがたまったものです）この新しい道具の使い方が見えてくるでしょう。</p>

<p>皆さんはソフトは何をお使いですか？　日本語版が出回っているのがどれなのか僕は存じませんが。　（笑）</p>

<p>では今回は短いですがその辺近況まで。</p>

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<title>第２８回　子供向けの音楽</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/archives/2009/02/post_21.html" />
<modified>2009-02-12T20:57:42Z</modified>
<issued>2009-02-12T20:40:09Z</issued>
<id>tag:www.prosoundcommunications.com,2009:/arikoinuma//29.1437</id>
<created>2009-02-12T20:40:09Z</created>
<summary type="text/plain">うちには２人小さな子供がいるので実は聴く時間が一番長いのが子供用の音楽なんです。...</summary>
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<name>ari</name>
<url>http://aries9.com</url>
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</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/">
<![CDATA[<p>うちには２人小さな子供がいるので実は聴く時間が一番長いのが子供用の音楽なんです。</p>

<p>しかし、いい子供用の音楽ってないもんですねー。</p>

<p>日本でもそうでしょうけど、本当に「子供だまし」の音楽がほとんど。　セサミストリートだけが唯一の例外で、あの番組では特級のソングライターを雇っているらしく、どの曲もすぐ歌いたくなる楽しい曲ばかりです。</p>

<p>ので、僕も今年は子供向けというか、家族で聴ける音楽という分野へ参戦することにしました。　かねてから妻と２人で（彼女はディズニー風の歌を歌わせたらいい声をしています）子供用の音楽を創ろうという話はしていましたが、今年は近所のリハーサルスタジオに録音機材セットアップして本腰でやります。　子供が聴いてて楽しいんだけど、でも大人が聴いても飽きがこない。　そんなジブリの作品のような音楽を目指します。　</p>

<p>基本的は子供だましに終わらないのはどうしたらいいかというと、メロディーは言葉遣いとサビを単純明快にし、一緒に歌えるような曲に専念しますが、アレンジは子供向けだからといって手抜きにせず、工夫をこらしてじっくり練ります。　僕の作曲の得意技（？）はところどころにくる変拍子とか、キーに入ってないコードを入れちゃったりとか、色々ひねりを入れるのが好きなので、そういうところもふんだんに入れながら、なおかつでも子供の観点から共感できるシンプルな楽曲にまとめればいいと思っています。</p>

<p>ので先日妻と友人たちと「みんなが体験する子供時代のできごと」のリストを創りました。　補助輪なしで自転車に乗るとか、クリスマスでプレゼントをもらうとか、そういった感じです。　僕は映画作曲も経験があるので、表現したい感情や雰囲気というものが最初に掲示されるとがぜん作曲しやすくなるんですね。　ただ漠然にいい曲を、といわれるよりかは「初雪の日に外に飛び出してはしゃげる曲を」と言われた方が作り易いわけです。</p>

<p>曲ができてきたらみなさんにも試聴できるようにしますね。</p>

<p><br />
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<title>第２７回　無料MP３サイト、AmieStreet.com</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/archives/2009/01/mpamiestreetcom.html" />
<modified>2009-01-30T16:29:10Z</modified>
<issued>2009-01-29T16:29:00Z</issued>
<id>tag:www.prosoundcommunications.com,2009:/arikoinuma//29.1418</id>
<created>2009-01-29T16:29:00Z</created>
<summary type="text/plain">昨年Radioheadが新アルバムを発表するにあたってユーザーが勝手に値段を指定...</summary>
<author>
<name>ari</name>
<url>http://aries9.com</url>
<email>ari@hashimusic.com</email>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/">
<![CDATA[<p>昨年Radioheadが新アルバムを発表するにあたってユーザーが勝手に値段を指定していいシステムでリリースしたのはまだ記憶に新しいと思いますが、英語圏ではすでにそれをシステムとして採用しているmp3サイトがあります。</p>

<p><a href="http://amiestreet.com">AmieStreet.com</a></p>

<p>このサイトの面白いのは、どんなに有名なバンドでも最初にこのサイトでリリースされる時はmp3を無料でダウンロードできてしまうんですね。　で、ダウンロード数が多くなるにつれて値段が高くなる。　（といってもアルバム最高は１０ドルなんですけど）一目でどのバンドが人気あるのかわかってしまいますし、そうかといって無料でダウンロードできる(ログオンすることは必要ですが）分、まだ発見されてない「掘り出し物』を見つけるという楽しみ方もある。　本当に面白いです。</p>

<p>例えば先日見つけたWide Eyed Panicというメタルバンド。　Systems of a Down と通じるところがありますが、曲の次の展開が予想できないところがとてもスリリングです。　ヴォーカルもすごくうまいですし。　<a href="http://amiestreet.com/music/wide-eye-panic/the-process/">Process というアルバムが現在無料です。</a>　</p>

<p><a href="http://amiestreet.com/music/aries9/darkness-reveals-the-beauty-of-truth/">ちなみに僕のアルバムもまだ無料でダウンロードできてしまいます</a>。　（汗）これは今年変えたいことの一つですが、まだ聴いてない方は僕が本気でこのサイトをプロモートする前にどうぞ！　（笑）</p>

<p><br />
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</ul>]]>

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<title>第２６回　リスクとは？</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/archives/2009/01/post_20.html" />
<modified>2009-01-16T17:04:18Z</modified>
<issued>2009-01-14T22:30:58Z</issued>
<id>tag:www.prosoundcommunications.com,2009:/arikoinuma//29.1405</id>
<created>2009-01-14T22:30:58Z</created>
<summary type="text/plain">明けましておめでとうございます。　今年もよろしく！

さて、僕は昨年半ばから自分...</summary>
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<name>ari</name>
<url>http://aries9.com</url>
<email>ari@hashimusic.com</email>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/">
<![CDATA[<p>明けましておめでとうございます。　今年もよろしく！</p>

<p>さて、僕は昨年半ばから自分の音楽とネットに関するノウハウを生かしてネットビジネスを起業すべく色々模索しておりますが、その間色々と「リスク」について考えさせられることがあります。</p>

<p>リスクとは、要するに危険なことの起こる確立ですね。</p>

<p>お金と仕事に関しては、大抵の人はリスクはよくない、というかどんなことをしても回避するものと考えることが多いと思います。　僕の育った過程も父が長年サラリーマンだったものですからしっかり教育を受けて安定した職につくというプランがよいものと考える風潮もありました。</p>

<p>しかし、実は僕の両親は４０代半ばで方向転換する決意をし、（もともとクリスチャンだったので）２人とも神学校に通い牧師になったんですね。　経済的な観点からいうと、これほどリスクの大きい話はありません。　父などは結果的に２５年勤めた会社を辞めることになったわけですから。　横浜に持っていた家も手放し、それまでたまった資産も減る一方の生活になったわけです。</p>

<p>長いキャリアの中で一番収入の多くなる時期を目前してなぜ２人はそんな行動をとったのでしょうか？　僕には２人の気持ちを代弁することはできませんが、やはり自分の信じてる道を歩みたいと思った結果ではないかと思います。</p>

<p>運命とは不思議なもので父が退職した数年後には日本全体が経済危機に陥り、会社もリストラが続き父の同期の人たちも子会社へ飛ばされるなど、思惑通りに物事が進まなかった人たちが多かったようです。　</p>

<p>未来というのは不透明なものです。　一見安定している、リスクのないように見えることも実はそうでないということは大いにありえるわけです。　どんな道を選択しようとも、根本的には人生とはリスクと切って切り離せないものです。　どの道が確率的にいってそれが大きいか少ないか、それだけの違いです。　道の真ん中を歩いたら車にはなれられる可能性が高いですが、横の歩道を歩いていたらその可能性がゼロになるということはありません。</p>

<p>大会社のサラリーマンになって高収入を得るのはいいですが、激務で体が弱くなり、大病をわずらったり鬱病になったり、過労死してしまう。　経済的にはリスクが少ない選択をしたつもりでも、実はそういう具合の別の面でのリスクに置き換えているだけのときもあります。</p>

<p>どの道を歩いてもリスクがあるという現実。　それを考えた場合、どんな代償を払ってでもリスクを最小限にとどめるというのが本当に常に得策なのでしょうか？</p>

<p>僕は理想的な選択は、リスクとその見返りのバランスだと考えます。</p>

<p>音楽のように、やっていると幸せに過ごせること。　そういう見返りはお金では買えない、というか買いにくいものです。　僕の場合、どんなに高い給料もらっても音楽やってる時間がないんでしたら意味がありません。　経済的に安定した生活をしたいとは思いますが、少しくらいなら不安定になってでも音楽をやっていたいと思います。</p>

<p>またどの道リスクは存在するなら、時にはリスクはあるけれど見返りも大きい選択に賭けてみることもありだと思います。　なぜなら、リスクなしでの成功はありえないですし、またリスクというのは経験と教育によって縮小できるものだからです。</p>

<p>教育といっても、残念ながら学校の教育ではありません。　例えば、古来のように弟子入りしたりプロの見習いになる。　そして現場の空気をすり、自分尾の歩みたいと思っている道をすでに歩いている人からの助言をこうむる。　これが本当に生きる教育だと思います。</p>

<p>ので、僕も今お金を払ってでもそういう人たちに接して、色々ノウハウを伝授してもらうことにしています。　</p>

<p>また、選択するときには、リスクも含めて熟考して、自分で信じられる道を選ぼうと努力します。　</p>

<p>どんな道を選んでも困難はありますし、リスクもともないます。　</p>

<p>でも自分で本当に信じて選んだ道を歩んでいる人は困難にも危険にも耐えられる力があるんです。</p>

<p>そういう選択を毎回するのは難しいですが、でも特に人生の大きな選択においてはそうした決断をしたいものです。</p>

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</ul>]]>

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</entry>
<entry>
<title>第２５回　クリスマスとコラム一週年</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/archives/2008/12/post_18.html" />
<modified>2008-12-03T21:33:35Z</modified>
<issued>2008-12-03T21:18:46Z</issued>
<id>tag:www.prosoundcommunications.com,2008:/arikoinuma//29.1372</id>
<created>2008-12-03T21:18:46Z</created>
<summary type="text/plain">前回からちょっと間が空いてしまいました。

１２月に入りミネソタ州はすっかり冬に...</summary>
<author>
<name>ari</name>
<url>http://aries9.com</url>
<email>ari@hashimusic.com</email>
</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.prosoundcommunications.com/arikoinuma/">
<![CDATA[<p>前回からちょっと間が空いてしまいました。</p>

<p>１２月に入りミネソタ州はすっかり冬になりました。　気温も最高気温が氷点下な日も多く、また雪も降り始めました。　ここ内陸地は海沿いの日本の北部ほど湿気がないので降雪量は新潟とか北海道とかと比べるとかわいいものですが、その代わり気温は下がる下がる。　零下２０度くらいまで下がる日もあります。</p>

<p>僕の経験ではこちらの１２月は日本の正月のようなもので、１２月中みなクリスマスツリーやその他の飾りを出してきてこちらで最大の祭日のお祝いの準備もします。　プレゼントの買い出しを見込んで各業界も盛んに宣伝やセールをします。　こちらのプレゼントの買いっぷりは日本の比でなく、一人が家族や友人に何個もプレゼントを買います。　子供にはその上にサンタが来るんですからこの「物」の量には全く圧倒されるというかあきれるというか、日本人の感覚では全くついていけません。</p>

<p>しかし、買い物以外のビジネスは全く動かないのもこの時期の特徴で、例えばバイトや仕事を探そうとしてもクリスマス用に店員を増やすとかいうんでない限りは話が進展しないことが多いです。</p>

<p>さて、去年の１１月に始めたここPCIでのコラムですが、ほぼ隔週で更新して今回で２５回目。　一年どうにか続きました。　ご愛読ありがとうございます。　Mixiなどでコンタクトして下さった皆さんには特に感謝。　ここ以外ではほぼ日本との接点なしの生活しているので少しでも交流があるのはありがたいです。</p>

<p>実は今年一年は今まで一番音楽をやる時間が少ない、というか自分の音楽のことを世間に知ってもらう、いわゆる広報みたいな活動だけで音楽自体はほぼしなかった年でした。　指もすっかり柔らかくなってしまい全く情けない話なんですが、でもその分プロモーションやビジネスのノウハウはしっかり研究、勉強しましたので、それを生かして来年は飛躍の年にしたいと思います。　色々計画があるんですが、現実化することが確かになったらお知らせしますね。　</p>

<p>僕も年始まではネタも少ないですし、残りの１２月は何か特別なニュースでもない限りは充電期間、少しお休みということにさせて頂きます。　でもコラムはまだまだ続けるのでご心配なく。</p>

<p>皆さんよいお年を。　</p>

<p><br />
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<li><a href="http://aries9.com" target="_blank">Aries9.com</a>　（英語)</li>
<li><a href="http://myspace.com/ariesnine" title="MySpace" target="_blank">MySpace のAries9ページ</a>　（英語）</li>
<li><a href="http://cdbaby.com/cd/aries9" title="CDbaby.com" target="_blank">CDやMP3の購入はこちら</a> 　（日本からでもオーダーできます）</li>
<li><a href="http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playListId=267315488" title="iTunes" target="_blank">iTunes</a>　</li>
<li><a href="http://www.mixi.jp">Mixi</a>ではAriで検索して下さい。　PCIの読者の方からのマイミクリクエストは大歓迎です。最近では日本のニュースをチェックするくらいしてないんですが（苦笑）</li>
</ul>]]>

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<title>第２４回　アドバイスは本当のエクスパートからだけ</title>
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<modified>2008-11-07T17:26:06Z</modified>
<issued>2008-11-07T15:53:37Z</issued>
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<summary type="text/plain">何事についても、うまくやりたい、正しい選択をしようと思ったら、他の人からのアドバ...</summary>
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<![CDATA[<p>何事についても、うまくやりたい、正しい選択をしようと思ったら、他の人からのアドバイスに耳を傾けるのは大事なことです。</p>

<p>でもここで肝心なのは、アドバイザーが本物のエクスパートであること。</p>

<p>例えば「音楽を職業にしたい」というとするでしょう。　するとお父さんかお母さんが「そんなことできっこない」という返事をする。　「そんなかなわぬ夢をみないで、もっと現実的になりなさい。」てな具合で。</p>

<p>うちの親もそうはっきりとはいいませんでしたが、僕の夢に対して返って来る反応はいつも曖昧というか、応援したいという気持ちと不安とが混ざり合ったぼんやりとしたものでした。</p>

<p>でも現実には音楽で食べてる人はいるわけですから「不可能」というのは不正確なわけです。</p>

<p>で、誰の親御さんにしても、個人的に音楽で食べてる人を知ってて、その人がどんな才能を持っててどういう教育を受けてどんな努力をしてその職業についたのか知っているのでなければ闇雲にただ「できっこない」というのは全く当てになる意見ではありません。</p>

<p>もっと突っ込んだ例えを出すと、ギターの先生、またバークリー音楽院みたいなところで教えている教授達。　彼らは楽器の演奏とそれを教えることには長けていますが、彼らに「アーティストになりたいんだけど」という質問をしても駄目です。　だって彼らは「先生」であって「レコーディングアーティスト」ではないからです。　そうである人、そうだったことのある人もいますが、大半はそうではありません。　</p>

<p>アーティストになるんでしたらアーティストである人を見つけてアドバイスを乞いましょう。　そういう人が見つからなかったら、インタビューなどを読みあさって使える情報を探すのもまあ悪くないです。　本人に訊くのが一番理想的ですが。</p>

<p>同じように、こちらでビジネススクールに行っても、教授には起業の質問はするなといいます。　自分でビジネスを立ち上げ、運営した経験がある人もいますが、大半の人は学問だけやって教授になった人たちなんですね。　現実にビジネスやるノウハウがあるとは限らないわけなんです。</p>

<p>ただアドバイスで難しいのは他の人がやってうまくいったことが真似をしたら必ずしもうまくいくかというと決してそうではないということ。　アドバイスを鵜呑みにすればいいわけではないんですね。　ので、やはり「使える」アドバイスが欲しいんでしたらなるべく、自分のやりたいと思ってることと似てることをすでにやってる人を見つけるのがいいです。</p>

<p>よかれと思って助言してくれる人は大勢います。　でもアドバイスが欲しかったら、その質問に対する本当の答えを知っている人だけに耳を傾けて、他の人は聞き流しましょう。　（笑）</p>

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<li><a href="http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playListId=267315488" title="iTunes" target="_blank">iTunes</a>　</li>
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<title>第２３回　起業？</title>
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<modified>2008-10-24T15:14:59Z</modified>
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<summary type="text/plain">ちょっと手短に近況を。　

今、起業に向けての準備をしております。

「起業」っ...</summary>
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<email>ari@hashimusic.com</email>
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<![CDATA[<p>ちょっと手短に近況を。　</p>

<p>今、起業に向けての準備をしております。</p>

<p>「起業」って？　</p>

<p>もちろん音楽のことです。でもそれだけではありません。</p>

<p>僕は長年インターネット関係の仕事をして食べてきたんですが、いつもこの技術を使ってどう音楽を糧の稼げる活動にするか、ということを考えてきました。</p>

<p>今年に入ってからやっとその形が見えてきて、ビジネスプランを作り、それを元に今度はビジネスコーチ、コンサルタントを雇って、起業するための資金を集めることをしています。</p>

<p>ウェブサイトでお金を稼ぐのは別に目新しいことではないですし、自分の音楽にもそれなりに自信があるので、このプランを実行に移しさえすればゆくゆくはそれで食べていけるようになるだろうと見込んでいるわけです。</p>

<p>それが具体的にどうなのか、それは成功するまで公表しませんが（うまくいかなかったアイデアの話をしてもしょうがないですからね）今後そういう話も多くなると思います。</p>

<p>音楽で食べていくのって運任せみたいな印象が強いでしょう？　僕はその説を覆したいんですね。　別に有名になるとかって話ではないですけど、食べていくことは実力がある人なら可能だと思います。　運は自力で引き寄せるものだとも思いますしね。</p>

<p>とりあえず、向こう三ヶ月は「昼間の仕事」を無くすだけの資金集めに専念！</p>

<p>というわけで近況でした。（笑）</p>

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<li><a href="http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playListId=267315488" title="iTunes" target="_blank">iTunes</a>　</li>
<li><a href="http://www.mixi.jp">Mixi</a>ではAriで検索して下さい。　PCIの読者の方からのマイミクリクエストは大歓迎です。最近では日本のニュースをチェックするくらいしてないんですが（苦笑）</li>
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